三菱重工パワーインダストリー POWER of Solution

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2024年度入社、女性エンジニアインタビュー

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インタビュー
2025/4/15

2024年に入社した女性エンジニアのN.Aさん、N.Oさん。入社後、約一年が経とうとしていますが、今のお二人の業務内容や、三菱重工パワーインダストリーに入社した経緯、将来の展望など、たっぷりお話を伺いました。

三菱重工パワーインダストリーに入社を決めた理由

――N.AさんとN.Oさんは、2024年度に入社されたそうですね。なぜ三菱重工パワーインダストリーに入社したいと思ったのか、教えていただけますか?

N.Oさん(以下、敬称略):エネルギー業界で仕事をしたいと考えていて、その中でも特にエネルギーを最初に作り出す現場に関わる職種に就きたいと思いました。希望する業務内容と、三菱重工パワーインダストリーの業務内容が一致したことがきっかけで興味を持ちました。
いろいろ調べてみると、福利厚生が充実していて、勤務地が神奈川・横浜か広島・呉の二拠点だったので、転勤も少なく安定した生活ができそうだなと思い、希望しました。

N.Aさん(以下、敬称略):私も勤務地を重視していたので、横浜と呉の二拠点というのは大きな魅力でした。もともと、小さい頃に飛行機の映画を観て機械系に興味を持ち、中でも大きなものを作りたいと思うようになりました。大学の研究室がエネルギー系で、環境問題に興味があり、CO₂排出量を削減してカーボンニュートラル社会を実現する仕事がしたいと思いました。

――お二人共、エンジニアとして仕事をしたいと思っていたのですか?

N.O、N.A:はい。そうです。

現在の業務内容と一番印象に残っていること

――今はどんな業務に携わっているのでしょうか?

N.O:私もN.Aさんも一年半かけてローテーション教育というものを受けていて、二~三か月のスパンで事業部内の様々な課を経験しているので、時期によって業務内容が異なります。今はボイラーの計画を行う部署にいます。

N.A:私は受注前の案件の基本計画を実施する部署にいます。

――ローテーション教育を受けてきて、一番印象に残っている仕事を教えてください。

N.A:現地調査を目的に行った出張業務が印象に残っています。研修の一環でその案件の基本計画に少し携わったということもあり、現地を見ることで自分たちが作ろうとしているものが、どういうところに建設されるのかリアルに感じることができました。現地調査の後、お客様とお話しする時間があったのですが、計画が具体化していく感覚を体感できて嬉しかったです。

N.O:私も同じく出張が印象に残っています。プラントの電気設備や計器の手配及び設計をする部署に所属していた時に通電前の総点検を目的に、去年の夏頃に現地へ二泊三日で行ってきました。7MWのバイオマス発電設備だったのですが、初めて実際にプラントの規模感や計器、機器の大きさを自分の目で、しっかりと見ることができて感動しました。
サイズ感は図面では分からないし、計器の配線など図面では読み切れない内容を実際に見ることができたのはとても良い時間でした。その場にいるだけで楽しかったですし、もっとたくさんのことを知りたいと思いました。

やりがいを感じること、失敗したこと

――どんな時にやりがいを感じますか?

N.A:基本設計課に一番長く所属しており、5月から10月末頃まで在籍していました。配属後は少しずつ見積り計画に携わり、契約が決まる直前には現地への出張にも同行しました。お客様との3~4時間の打ち合わせの場で「仕様が違う」という指摘を受けて説明や修正などの対応で、本当にバタバタだったのですが、結果的に契約できました。自分が携わったプロジェクトが契約に至ったのは本当に嬉しかったですし、やりがいを感じました。

N.O:私は最近、特に感じるやりがいは、どの課に行っても、最初は会議の内容などが全然理解できないのですが、それがちょっとずつ分かるようになることです。自分で調べたり勉強したりした努力が報われる気がします。ボイラーの機器などの名称資料はあるのですが、会話中の用語が載っているものはないので、分からないことが多いんです。

N.A:私も最初は本当に何について話されているか分かりませんでした。

N.O:私は“下名(かめい)”に驚きました!

N.A:分かります。「拝承しました」も初めて聞きましたし、そういうビジネス用語や特殊な業界用語などを知っていくのは楽しいです。

――これまでミスしてしまったことはありますか?

N.A:終了していなかった計算プリントを捨ててしまい、必要な時にすぐに見返せなくなってしまったことがありました。作業が完了したと思ったためプリント整理の際にシュレッダーにかけてしまっていたのですが、その2、3日後に業務で使用することになり困りました。その時は上司に正直に伝え、もう一度計算プリントを作り直しました。

N.O:私は情報の共有漏れでミスをしてしまいました。試験の際に、注目するポイントの指示を受けていたにも関わらず、その結果を報告書に記載せずに提出してしまいました。送った後に気が付いたのですが、すでに上の方がフォローメールを送ってくださっていました。

入社前と入社後で異なる印象

――入社前と入社後で三菱重工パワーインダストリーに対する印象は変わりましたか?

N.A:入社前は、技術者には寡黙な方が多いのかと思っていたのですが、実際はまったくそんなことはありませんでした。フレンドリーな方が多くて、印象がすごく変わりました。

N.O:私もN.Aさんと同じことを感じました。また技術者は一人黙々と作業するのかと思っていたのですが、実際はチームで会話をしながら進めていきます。コミュニケーションが活発な職場なのだと分かり、印象が大きく変わりました。

これからやっていきたいこと、将来の展望

――最後に今後こんな風になりたい、やっていきたいなど、夢を教えてください。

N.O:ローテーション教育を経て、特に今、感じているのが、誰にでも伝わりやすい図面や文書などを作れるようになりたいということです。今の目標はそれですが、ゆくゆくは技術士の資格を取得したいと思っています。そのために必要な、技術士補の資格は大学で取ることができたので実務経験を積んでいきたいと思っています。

プライベートでは旅行が好きなので、行きたい時にしっかりお休みが取れるように、周りに信頼される仕事をしていきたいです。

N.A:私は、契約前から携わった案件が運開するのを見届けることが、今の一番の目標です。また入社時に、技術者として金融関係業務にも関わりたいと希望していたこともあり、マネジメント業務なども経験していきたいと思っています。

――終始、楽しそうにお話しされるお二人。女性エンジニアとして活躍する未来が見えたインタビューとなりました。

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