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【2023年7月10日開催ウェビナー】
産業用ボイラ・蒸気タービン設備の予防保全と定期点検
- 1三菱重工パワーインダストリーに定期点検をフルメンテナンスでお任せする場合の、時間や費用感について教えてください。
たとえば点検等において分類B簡易点検、A本格点検、X精密点検並びに余寿命診断にかかる費用(材料費、工賃、技術者派遣費用等)及び各点検に係るプラントの停止期間を教えてください。 - 2他社が納入したボイラで既に数十年経過したものがあります。
その場合ボイラ本体以外の付属機器(微粉炭バーナや脱硫装置)の保全について、三菱重工パワーインダストリーにお願いするとした場合、対応していただけるものか教えてください。 - 3三菱重工パワーインダストリーの設備を運転している他社の点検・整備状況を教えてください。
- 4具体的な点検の事例を教えてください。(点検の流れ、期間、費用など)
- 5現状では点検できていない部位の点検を考えています。
パネルの深層部や足場が必要な部位など、インナーUTやドローンでの点検などの新技術の事例を教えてください。 - 6三菱重工パワーインダストリー主催の前回のウェブセミナーで紹介があったMoMongaシステムを導入していれば、予防保全という意味で、運転データから定期検査時の工事量の予測はできるのでしょうか。
- 7どのくらい先の部品交換を予測できるか教えてください。
- 8お客様(プラント所有者)によって異なるとは思いますが、定期検査の作業は三菱重工パワーインダストリーが直接行うのですか、それともお客様が行うのですか?
また三菱重工パワーインダストリーが実施される場合、下請け企業に発注されるのですか。 - 9ボイラーパネルの補修工事に関しての効果的な工事段取りに関して質問です。
溶接工事の合理化と、溶接技術の平準化について、どの様な取り組みがなされていますか?
溶接作業マンの技量に頼るのではなく、均一化な溶接作業に関しての取り組みを教えてください。
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1三菱重工パワーインダストリーに定期点検をフルメンテナンスでお任せする場合の、時間や費用感について教えてください。
たとえば点検等において分類B簡易点検、A本格点検、X精密点検並びに余寿命診断にかかる費用(材料費、工賃、技術者派遣費用等)及び各点検に係るプラントの停止期間を教えてください。具体的な時間・費用は、設備各々のスペックによって変わるため、ユーザ様毎に、個別に相談させていただいております。
詳しくはこちらよりお問い合わせください。 -
2他社が納入したボイラで既に数十年経過したものがあります。
その場合ボイラ本体以外の付属機器(微粉炭バーナや脱硫装置)の保全について、三菱重工パワーインダストリーにお願いするとした場合、対応していただけるものか教えてください。弊社以外で納入された付属機器の保全については、可能な範囲で個別にメーカやスペックの情報をいただいた上で、弊社で技術的に対応が可能か、また弊社が対応することでお客様にメリットがあるかどうかを検討させていただいたうえで、対応可否を判断させていただいております。
詳しくはこちらよりお問い合わせください。 -
3三菱重工パワーインダストリーの設備を運転している他社の点検・整備状況を教えてください。
弊社としては計画外停止ゼロを目標に予防保全メニューを組んでおり、弊社に予防保全を完全にお任せいただければ計画外停止を最小限に抑えられると考えております。お客様の診断リソース(お得意な範囲)との兼ね合いで、どの程度弊社にお任せいただくかを協議して決定する流れとなっておりますので、他工場様との比較は難しいです。現状の各々のお客様の予防保全で不足がないかどうかについては、お客様の状況を把握させていただいた上で、個別に何らかの見解はご連絡できると思います。
詳しくはこちらよりお問い合わせください。 -
4具体的な点検の事例を教えてください。(点検の流れ、期間、費用など)
今回は時間の都合上、申し訳ございませんが、予防保全・定期点検を弊社に依頼いただくことのメリットのご説明に重点をおいており、具体的な事例の紹介は僅かとさせていただきました。ウェビナーでご提示させていただいた、弊社が得意とする検査技術のラインナップの詳細は、個別に紹介させていただいております。
詳しくはこちらよりお問い合わせください。 -
5現状では点検できていない部位の点検を考えています。
パネルの深層部や足場が必要な部位など、インナーUTやドローンでの点検などの新技術の事例を教えてください。今回は時間の都合上、弊社が得意とする個別の検査技術の詳細紹介は行いませんでしたが、ご興味がございましたら個別に紹介させていただいております。
詳しくはこちらよりお問い合わせください。 -
6三菱重工パワーインダストリー主催の前回のウェブセミナーで紹介があったMoMongaシステムを導入していれば、予防保全という意味で、運転データから定期検査時の工事量の予測はできるのでしょうか。
MoMongaシステムでは運転データの異常有無の判断が可能ですが、設備の劣化は運転データのみでは判断できませんので、工事量予測までは困難であると考えます。
しかしながら、運転データで異常な運転がなされている傾向があると判断された場合、要因によっては。設備の劣化が加速している可能性はあり、次回定期検査時の検査の重みづけ(優先度の決定)の参考となるかもしれません。 -
7どのくらい先の部品交換を予測できるか教えてください。
基本的に、次回の計画停止までに少なくとも対処できるよう、予防保全体制を構築しております。肉厚測定が可能な部位は、複数年の計測データから余寿命を予測します。高温部品の余寿命診断では、この先10年以内程度の交換が必要かどうかは判断できます。タービン部品は、検査費用との兼ね合いの結果、大部分の部品で、設定した耐用年数を超えた場合に検査なしでの交換を推奨しています。
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8お客様(プラント所有者)によって異なるとは思いますが、定期検査の作業は三菱重工パワーインダストリーが直接行うのですか、それともお客様が行うのですか?
また三菱重工パワーインダストリーが実施される場合、下請け企業に発注されるのですか。定期検査は、産業用のお客様においては、現状ではお客様にて実施されているケースが多いですが、リソースの都合でお客様自身での取りまとめが困難なケースが増えてきています。弊社が請け負う場合、基本は弊社が担当し、内容によっては下請け業者様に依頼する作業もあります。
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9ボイラーパネルの補修工事に関しての効果的な工事段取りに関して質問です。
溶接工事の合理化と、溶接技術の平準化について、どの様な取り組みがなされていますか?
溶接作業マンの技量に頼るのではなく、均一化な溶接作業に関しての取り組みを教えてください。溶接部の品質の均一化・溶接作業の省力化の取り組みとして、三菱グループで現地溶接の自動化を検討し、技術としては確立しています。現在は実機適用を検討中です。
※いただいたご質問の内、事業及び技術上の機微事項にあたるものについては、どのような質問があったかも含め、記載を差し控えておりますのでご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、具体的な事業構想・案件をお持ちの上でのご質問の場合には、お問い合わせフォームから個別にお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。