地球温暖化対策を推進する観点から、2012年7月1日より電力の固定価格買取制度(Feed-inTariffs: F I T)が国内で開始された。FITは太陽光、風力、水力、地熱及びバイオマスなどの再生可能エネルギーを利用し発電した場合、電気事業者が国の定める価格で一定期間、買い取ることを義務付けた制度である。
上記を背景として、事業者の(株)中部プラントサービス殿は森林資源の豊富な三重県で、間伐材などのチップを燃料として多気バイオパワー発電所を計画、完成された。当社は、本プロジェクトの設備計画・設計、製品納入、据付工事TA(テクニカルアドバイザ)派遣及び試運転までを請負い、(株)中部プラントサービス殿他関係会社と協力し2016年6月に竣工した。
本発電設備の計画から設備完成及び試運転実績の概要を以下に紹介する。
技報 Vol.1 [2016] 産業用火力のホームドクター
流動層ボイラを適用したバイオマス発電設備
表紙提供写真:中部プラントサービス/多気バイオパワー(木質バイオマス発電所) (株)中部プラントサービス殿提供
1. はじめに
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