高砂市美化センター殿納め 194t/日のごみ焼却施設は、旧パブコック日立（株）が流動床式ガス化溶融方式によるごみ燃焼システム初号機として納入し、2003年3月に竣工した。
竣工後、旧パブ日立工業（株）（当社）が運転委託業務契約を結び、ごみ焼却運転を開始したが、ごみ質の変動、スラグ生成、灰による閉塞などによる連続操業を阻害する初期トラブルが生じた。このため、設備改造や運転方法の改善などの対策を講じ、2009年3月末に5年間の瑕疵担保期間を満了し、以降稼働を継続してきた。
高砂市殿では、施設運営全体の民間委託を進められ、当社は2011年4月から6年間の長期包括運営事業（本事業）として受注し、事業契約条件を履行して、このたび2017年3月31日をもって運営事業が完了した。