三菱重工パワーインダストリー POWER of Solution

主蒸気バイパス配管追設による発電設備の運用改善

表紙写真:日新製鋼株式会社 呉製鉄所 300t/h BFG焚きボイラ設備 日新製鋼株式会社殿提供

1. はじめに

顧客事業所の生産拡大に伴う電力需要の増加により、発電用ボイラと蒸気タービンを1対1で増設してきているが、系統内に不具合が生じた場合、その修繕が終わるまで発電が不可能となるため、設備運用の柔軟性向上に関心のある顧客は多い。
また、近年の燃料価格の漸増はもとより、発電単価の低減は全ての顧客が共通して抱える課題として常に存在している。
これらの低減策として、主蒸気配管の連絡管を敷設することにより、燃料単価の低いボイラから、発電効率の高いタービンヘの蒸気供給を可能にする改造工事を提案してきた。この度、帝人(株)松山事業所殿より2号ボイラから3号タービンまでの主蒸気配管敷設工事を受注し、2016年1月に工事完了となったので紹介する。

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