本ボイラは石油精製プロセスにおいて、分子量の大きい重質油留分を低分子のガソリンや中間留分に分解する流動接触分解装置で発生する発熱量の低い副生COガスを燃焼するCOボイラであり、1996年にCO増量改造工事を施工後、約22年経過している。
COガスには流動接触分解で用いる触媒粒子が含まれ、2010年及び2016年には、エロージョンによりエアレジスタに穴が開き、その先にあるボイラ水管の漏洩トラブルが発生し、水管補修のために計画外の停止を余儀なくされた。
今回、上記対策及び顧客殿のニーズに基づき、3項目の改造を実施したので、内容を紹介する。
技報 Vol.3 [2018] 技術を通じてお客様と誠実に向かい合う
COボイラエアレジスタ及び節炭器ケーシング更新工事
表紙写真:前橋バイオマス発電設備 株式会社関電工殿/前橋バイオマス発電株式会社殿提供
1. はじめに
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