工場における蒸気使用量は、プロダクトミックスの変化や製品市況などにより変化する。一方、一般的なボイラの運用可能範囲(ターンダウン比)は、1:5~1:10程度であり、必要蒸気量が最低蒸発量を下回る場合は、余剰蒸気を大気放出するなどの対応をせねばならず、エネルギーの無駄使いとなる。
本工事では、2007年に花王株式会社鹿島工場殿に納入した既設50t/hボイラの最低蒸発量を5t/h(1:10)から2t/h(1:25)に絞ることを目的に改造を行い、2019年3月に完成した。
技報 Vol.4 [2019] 既存の技術をブラッシュアップし、さらなるアイデアを加え続ける
ボイラ低負荷運転改造
表紙写真:西風新都バイオマス発電設備 太平電業株式会社殿提供
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