近年、都市ごみ焼却プラントに設置される廃熱ボイラでは従来の蒸気式スートブロワに代わって、圧力波式スートブロワの採用が始まっている。その背景として蒸気式スートブロワは、廃熱ボイラで発生させた蒸気の一部をダスト除去に消費してしまうため、中小規模の都市ごみ焼却プラントでは、この時の発電量低下抑制が求められており、また、噴射蒸気による伝熱管の摩耗減肉、過熱器管の高温腐食促進といった課題が挙げられる。
当社でも焼却炉メーカ殿と共同で令和2年3月から1年間の実機データを収集し、その採用可否を評価中である。
本報告では、評価を進めている圧力波式スートブロワの特徴と、実機試験の結果の一部を紹介する。
技報 Vol.6 [2021] 低炭素社会の実現に向けて取り組む
圧力波式スートブロワの効果
表紙写真: 大分バイオマス発電設備(大分バイオマスエナジー合同会社殿提供)及び水素燃焼バーナ火炎
1. はじめに
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