三菱重工パワーインダストリー POWER of Solution

蒸気タービンロータの翼溝UT検査

表紙写真:名古屋港木材倉庫株式会社殿納NPLWバイオマスパワープラント及びJFEチール株式会社殿納ボイラモジュール

1. はじめに

機械の予防保全として最も重要なのは、その部位の損傷によって大事故が発生するのを防ぐ、また、復旧するまでの長期停止を防ぐということである。その観点から蒸気タービンにおいて特に注意を払わなければならないのは、ロータの健全性の確認である。重量物が高速で回転していることから、何らかの異常が発生すれば大振動を引き起こし、内部の損傷のみならず翼等が外部に飛び出して大事故に繋がるリスクがある。また、その復旧においてはロータの新規製作等で年単位の期間が必要になる。このロータの健全性に最も影響を与えているのは翼溝に発生する応力腐食割れである。そこで、この応力腐食割れの検出技術、及び応力腐食割れが認められた場合の対処方法について紹介する。

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