三菱重工パワーインダストリー POWER of Solution

木質チップ乾燥設備の開発

表紙写真:名古屋港木材倉庫株式会社殿納NPLWバイオマスパワープラント及びJFEチール株式会社殿納ボイラモジュール

1. はじめに

地球温暖化対策、カーボンニュートラルの観点から木質系バイオマス発電への期待が高まり、当社はこれまで数多くのバイオマス発電設備を納入してきた。一方、燃料となる木質燃料(木質チップ)について、伐採直後の木材には、木材の中心部に多くの水分が残存しており、極端に水分過多である木質燃料がボイラに投入されるとボイラ炉内温度の低下を招き、プラントの安定運転に影響を与える恐れがある。そのため、木質バイオマス発電事業者から木質チップの水分の低減を求める声が少なからずあった。そこで、当社は木質チップの水分を低減する目的に、ボイラ廃熱を利用した木質チップ乾燥設備の開発に着手した。
本報告では、乾燥基礎試験と乾燥実証試験の試験結果及び現在開発中である木質チップ乾燥設備の概要を紹介する。

続きはPDFでお読みいただけます。

技報/資料をダウンロードいただくにはIDとパスワードが必要です。
以下のフォームからお申し込みください。

※IDとパスワードをお忘れの方は再度お申し込みください。

※お申し込みいただいた方にはメールニュースをお送りしております。資料の公開情報やウェビナーのお知らせなどをお送りいたします。メールニュースのお申し込みはこちらから。