国内産業用ボイラは日本の高度経済成長が始まった昭和30年代から数多く建設され、現状運用年数が50年を超えるボイラが多く存在し老朽化が進んでいる。これまで当社は数多くの漏洩トラブルの原因や再発防止策はほぼ確立されているが、近年でも漏洩トラブルは頻発している状況にある。
当社のアフターサービス事業はこれまでの経験を基に、検査計画から実際の検査、検査結果の評価、対策の実施までを一貫して行い、計画外停止期間を最小化する為のワンストップサービスを提供している。この中の各種サービスメニューの一つに、お客様ボイラ設備の損傷傾向を把握することで、そのボイラを安全運用いただく為の適切なメンテナンス(検査、補修)をその実施タイミングも含めご提案することが可能になり、お客様ボイラ設備の予防保全、安全運転に大きく貢献できる。
本報告では国内産業用ボイラの現状から見える課題や当社のワンストップサービスの根幹となるボイラ本体技術者点検の実施内容、点検例、その効果を紹介する。
技報 Vol.8 [2023] お客様とともにカーボンニュートラルを実現
ボイラ本体技術者点検によるボイラ予防保全、安全運転への貢献
表紙写真:出光興産株式会社殿納 出光徳山バイオマス発電所
1. はじめに
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