エネルギー基本計画
読み仮名:エネルギーキホンケイカク
エネルギー基本計画は、日本のエネルギー安定供給を確保し、経済成長と脱炭素を同時に実現するための中長期的な方針です。
国際情勢の変化に加え、DX(デジタル・トランスフォーメーション)およびGX(グリーン・トランスフォーメーション)の進展による電力利用構造の多様化や需要増加の可能性といった状況も踏まえ、安全性(Safety)を大前提に、エネルギー安定供給(Energy Security)を最優先とし、経済効率性(Economic Efficiency)、環境適合(Environment)の向上をバランスよく図る「S+3E」の原則に基づいています。
2040年に向けて、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入するとともに、原子力を引き続き活用し、特定の電源に過度に依存しないバランスの取れた電源構成を目指す方針が示されています。
経済産業省 資源エネルギー庁『エネルギー基本計画』
https://www.enecho.meti.go.jp/category/others/basic_plan/pdf/20250218_01.pdf(令和7年2月)