三菱重工パワーインダストリー POWER of Solution

ブルー水素

読み仮名:ブルースイソ

ブルー水素は、主に天然ガスを原料に水素を製造する過程で発生する二酸化炭素(CO₂)を、大気中に放出せず、回収・貯留(CCS)または有効利用(CCU)することで、排出量を抑えた水素を指します。

例えば、高温の水蒸気と天然ガスを反応させて水素とCO₂を生成し、そのCO₂を地下に圧入するなどの手法が用いられます。ブルー水素は、CO₂をそのまま放出する「グレー水素」より環境負荷が低く、再生可能エネルギーを使う「グリーン水素」よりも現時点でコストを抑えられる場合があるため、脱炭素社会への移行を進めるうえで、過渡期における実用的な選択肢として期待されています。

出典

資源エネルギー庁ウェブサイト「『水素エネルギー』は何がどのようにすごいのか?」
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/suiso.html(2018年1月23日掲載)

日本経済新聞 電子版『クリーン水素とは 環境負荷の度合いで色分け』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA292VX0Z20C24A1000000/(2024年1月30日掲載)

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構ウェブサイト「〜カーボンニュートラル実現への切り札〜 水素が次世代エネルギー社会を切り拓く!」
https://green-innovation.nedo.go.jp/article/hydrogen/(2022年10月5日掲載)

ウェビナーはこちら
Coming Soon...