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ウェビナーの中でいただいたご質問について回答を順次掲載しております。
皆さまの疑問解決の一助となりましたら幸いでございます。

【2022年12月13日開催ウェビナー】
中小規模バイオマス発電向け気泡型流動床ボイラ(BFB)の特長 ―再エネ バイオマスの挑戦!―

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  • 1中小型バイオマス発電プラントを建設、事業運営するにあたり、費用感(建設コスト)や工期についてお聞きしたいです。

    ご質問の意図と相違する可能性がありますがご了承ください。
    ① お客さまのご計画内容(建設予定地、仕様、納期、各種補助金の可能性、プロジェクト特有の諸条件))
    ② 現地諸条件(工事及び燃料の搬入経路、敷地面積及び敷地境界条件等)
    ③ 燃料性状・特性等
    を確認させていただき、運転開始後のアフターサービスにも配慮した最適なプランをご提案致します。このような条件やお客様のご要望や様々なステークホルダーに寄り添いながらも、現地工事の最適化や土建含めたフルターンキー(FTK)工事のご提案も対応可能ですので、費用感の詳細につきましては弊社営業担当までお問合せください。

    また工期につきましても、新設プロジェクトのご契約~引き渡しまでは、プロジェクトの仕様、各種状況によっては異なりますので弊社営業担当までお問合せください。

  • 2バイオマス発電プラントを建設・事業運営するにあたり、補助金適用や収支予測等に関するサポートはあるのでしょうか。

    対応は可能です。
    FIT申請や各種補助金適用のサポート、経済試算に基づく発電プラントの収支予測に関するサポート等対応致しますので、詳細につきましては弊社営業担当までご連絡いただけると幸いです。

  • 3三菱重工パワーインダストリー製のバイオマスボイラでは、どのような燃料に対応しているのでしょうか。

    当社製のバイオマス発電用燃焼ボイラでは、国産の未利用材(間伐材)に加え、建築廃材など多種多様な燃料に対応可能です。 具体的には、木屑、建築廃材、製紙スラッジなどの木質系バイオマスとその他産業廃棄物まで幅広く多種多様な燃料が利用可能、かつ石炭との混焼も可能なことが大きな利点です。当社のバイオマスボイラは、高効率・高出力の流動層ボイラであり、1984年に商用第1号機が納入されて以来既に50缶以上の納入実績があります。

  • 4BFBとCFBの違いについてボイラー構造から燃焼特性、使用可能燃料や効率などについて教えてください。

    前提としまして、流動層ボイラは流動床ボイラ(BFB:Bubbling Fluidized Bed)、循環流動層ボイラ(CFB:Circulating Fluidized Bed)に分類されます。
    流動床ボイラは、粉砕処理が困難な燃料や難燃性の燃料でも対応可能なボイラで、高温で流動する砂の中に燃料を投入し、燃料を効率的に燃焼できます。
    一方、循環流動層ボイラは、流動床ボイラよりも火炉(燃焼室)内のガス速度(空塔速度)を上げ、粒子・ガスの混合を活発化し、燃焼反応の向上をはかったボイラです。また、火炉から飛び出す流動砂および燃料をサイクロンで捕集し、再び火炉へ循環させることにより燃焼効率の向上をはかっています。

  • 5バイオマス燃料によってボイラ、あるいはその材料に与える影響について、一般的なボイラと気泡型流動床ボイラの違いを聞きたいです。

    一般的なボイラとバイオマスボイラの違いは、燃料(石炭、油、ガス、各種バイオマス)によって異なります。
    気泡型流動床ボイラは、主に、“木質”バイオマス(間伐材、建築廃材等)のチップ状燃料に対して、優れた燃焼特性を示します。

  • 6バイオマス発電プラントの最小規模の発電量と発熱量をお聞きしたいです。

    当社で標準的に計画している最小規模のバイオマス発電プラントは、2MWクラス(発電端出力)になります。 詳細は当社営業までご確認ください。

  • 7効率条件や、木質バイオマスを燃料とする上で、他のボイラ型式に比べ、どのような優位性があるのかを聞きたいです。

    気泡型流動床ボイラ(BFB)は、性状が変化しやすい木質バイオマス燃料に対しても、安定して、高い燃焼効率を維持するため、
    流動床ボイラの優位性は、ランニングコスト*1を抑える事が可能です。
    *1:低燃費で多種のバイオマス燃料を同時に使える事、灰処理費用を抑える事

  • 8バイオマス発電の市場動向

    昨今のバイオマス発電市場の動向としては、 国内材の地産地消型の木質バイオマス発電設備(2,000kW以下)において、森林事業の再生化、地域コミュニティーの活性化、分散電源化、地域エネルギーのレジリエンス強化(災害時における電力インフラの早期復旧対策)等が挙げられ、その効果に大きな期待が寄せられております。

  • 9火力発電の将来性と御社の取り組みについてお聞きしたいです。

    昨今、事業用火力発電市場においては、CO₂を減らす、出さない、集めて使うという観点から、バイオマス・地熱発電、水素・アンモニア発電、CO₂回収装置などのカーボンニュートラルを促進させる技術開発が進んでおります。
    また当社が手掛ける産業用火力発電市場においても、現在の主な燃料である石炭を低炭素燃料の天然ガスへ、そして最終的には水素やアンモニアなどの脱炭素燃料へと「産業用火力設備」の開発を加速させています。その中で当社は、NEDOの助成事業を通じ、産業用ボイラ向け水素焚きバーナー燃焼技術の開発および実用化に目途をつけました。このような化石燃料を使用しない新たな「産業用火力設備」の開発と共に、地域社会としっかり手を携えながら、地球環境にも寄り添った「バイオマス発電設備」や「地熱発電設備」といった世界が注目するクリーンエネルギー源を積極的に提供します。

※いただいたご質問の内、事業及び技術上の機微事項にあたるものについては、どのような質問があったかも含め、記載を差し控えておりますのでご理解賜りますようお願い申し上げます。 なお、具体的な事業構想・案件をお持ちの上でのご質問の場合には、お問い合わせフォームから個別にお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。

気になる事がございましたら
お気軽にご相談ください。

お電話:045-227-4951

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