三菱重工パワーインダストリー POWER of Solution

火炉壁とは

火炉壁

読み仮名:カロヘキ

火力発電プラントの主要機器であるボイラには、火炉と呼ばれる燃料を燃焼させるための空間があります。

火炉は配管を並列に並べて面状に配置した構造となっており、火炉壁はその面状の部分を指します。

ボイラの中でも、固定床燃焼ボイラあるいは流動床燃焼ボイラでは、火炉壁は耐火材や耐火れんがで構成されることが多いですが、大容量の噴流床燃焼ボイラでは火炉壁は水冷壁で構成されるなど、その材質・構成はボイラの特徴や燃料によって選定されます。

【出典】

火炉 [JSME Mechanical Engineering Dictionary]
https://www.jsme.or.jp/jsme-medwiki/12:1002365

火炉壁管ファイアクラック検査技術 | 株式会社IHI検査計測
https://www.iic-hq.co.jp/library/065/pdf/065_15+.pdf

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