火炉壁
読み仮名:カロヘキ
火力発電プラントの主要機器であるボイラーには、火炉と呼ばれる燃料を燃焼させるための空間があります。
火炉は配管を並列に並べて面状に配置した構造となっており、火炉壁はその面状の部分を指します。
ボイラーの中でも、固定床燃焼ボイラーあるいは流動床燃焼ボイラーでは、火炉壁は耐火材や耐火れんがで構成されることが多いですが、大容量の噴流床燃焼ボイラーでは火炉壁は水冷壁で構成されるなど、その材質・構成はボイラーの特徴や燃料によって選定されます。
株式会社IHI検査計測「火炉壁管ファイアクラック検査技術(2021年4月発行)」
https://www.iic-hq.co.jp/library/065/pdf/065_15+.pdf