タービン
読み仮名:タービン
タービンとは、流体のエネルギーを有用な動力に変換する回転式の原動機のことです。
タービンは、回転する軸に取り付けられたブレード(羽根)が水や蒸気、ガスなどの流体の力によって回転することで動力を発生させます。
最近では環境に配慮したエネルギーの利用が求められることから、高効率なタービンの開発や再生可能エネルギーの普及などが進んでいます。
使用される流体によってタービンの種類が分かれており、代表的なものは以下の通りです。
1.蒸気タービン:水を熱して発生した蒸気を流体エネルギー源とするもの。石炭や天然ガスなどを燃料とする火力発電や、原子力発電などで使用されています。
2.水力タービン:水を流体エネルギー源とするもの。水力発電などで使用されています。
3.ガスタービン:高温高圧のガスを流体エネルギー源とするもので内燃機関。航空機や発電所、工場などで使用されています。
4.風力タービン:風を流体エネルギー源とするもの。風力発電などで使用されています。
- 空気と燃料を混ぜた状態で燃焼するため、燃焼効率が高く、二酸化炭素(CO₂)や窒素酸化物(NOx)などの排出量を低減することができます。
- 燃料が細かく粉砕され、空気と一緒に循環させることで、燃料の燃焼が均一になり、燃焼温度の上昇によるNOxの発生が抑制されます。
- 無煙化燃焼により、従来のボイラーに比べて煙突の高さを低くできるため、建設費用が削減できます。
循環流動層(CFB)ボイラは、バイオマスからごみ固形燃料(RDF)まで、幅広い性状の燃料を安定して燃焼させることができ、高効率かつクリーンなエネルギーを安定的に供給します。 この燃料への多様性はCFB技術の最も得意とするところであり、地域のバイオマスや廃棄物を活用しながら脱化石燃料とCO₂排出削減に貢献します。
発電を支えるタービンって何? 約90年の歴史が培う匠の技:火力 | 特集・トピックス | 東芝エネルギーシステムズ
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